財団等助成の申請・採択後手続き・FAQ
研究助成金とは
- 研究助成財団等の公募などに採択されて受けるものをいいます。
- 本学では「奨学寄附金」の一種として受け入れ手続きをしています。
- 研究助成団体等から徴収が認められていないものを除き、受入額に対して15%を基準として共通経費(オーバーヘッド)を徴収しています。共通経費負担分は、全学分経費、該当部局分等経費(寄附金の所有部局)及び寄附金事務処理経費として使用されます。※令和元年7月1日規則改正
*民間企業等の法人や個人からの奨学寄附金(いわゆる「寄附金」)については、こちらをご覧ください。
<重要> 本学職員(非常勤職員も含む)が研究助成金に採択された場合は、当該助成金の大学への寄附手続きをしなければなりません。 研究助成金に採択された場合、 助成団体によっては、助成金を大学の口座ではなく教員個人の銀行口座に振り込みたいとのご意向を示される場合があります。 このようなケースで、教員が大学に寄附・届出をせず個人経理を行った事例が、会計検査院実地検査において指摘を受けました。 本学規程により、研究助成金は原則として大学で経理する必要があります。 採択を受けた場合には、産学連携管理グループ宛に必ずご一報くださいますようお願いいたします。
応募したいときは
SHIORI 研究助成等公募情報
URAが開発した外部資金情報の共有・配信システム「SHIORI」(シオリ、SHaring Information on Opportunities for Research and Innovation)をご活用ください。大学宛に研究助成募集の連絡があったもの等を掲載しています。締切・書類の提出先等も掲載しております。
お問い合わせ先
東京科学大学 研究推進部 産学連携課 産学連携管理グループ
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 E3-11
TEL : 03-5734-3816
FAX : 03-5734-2482
MAIL : don.gra[at]cim.isct.ac.jp
※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
助成財団センター
「民間助成金ガイド」にて、現在募集中の助成金を閲覧することができます。
採択が決定したら
研究助成金は、学内で「奨学寄附金」の一種として受け入れ手続を行います。 財団等の意向や、助成金の性質によって、2種類の受入方法があります。
お手続の方法
1
財団等から直接東京科学大学へ振り込んでいただく場合
役職員(教員)あての寄附金を財団等から東京科学大学宛に送金していただき、物品等請求システムを利用して教員が使用できるように手続を行います。
予算執行開始までの流れ
採択決定
1. 奨学寄附金申込書提出
受け入れ教員を通じて、財団に作成を依頼してください。 採択通知(写)等を必ず添付し、産学連携管理G(E3-11)宛にお送りください。 〆日:毎月10日、25日頃
2. 受入決定
決裁後、メールで受入教員宛にお知らせします。 プロジェクトコードもこのときにお知らせします。
3. 納入依頼書
本学経理課より発行された納入依頼書を、産学連携管理Gより受入教員宛に送付します。
4. 財団からの入金
奨学寄附金(研究助成金)申込書に記載の納入希望期日(=振込予定日)をめやすに、財団から大学口座へ助成金をお振込みいただきます。
5. 使用開始
本学経理にて入金確認後、学内手続を経て物品等請求システム上に反映し、使用開始です。 ※寄附金(研究助成金)は入金前の立替制度がありません。
領収書、学長名のお礼状を財団に送付します。
奨学寄附金申込書
以下のファイルをダウンロードしてご使用ください。 研究助成金用(※研究助成財団等が行う公募に応募し、審査を経て採択されたもの。)
2
財団等から教員個人の口座へ振込みいただく場合
予算執行開始までの流れ
採択決定(財団から教員個人の口座に入金)
1. 奨学寄附金(研究助成金)申込書提出
受入教員が作成してください。 採択通知(写)・教員銀行口座の通帳(写)を必ず添付し、産学連携管理G(E3-11)宛にお送りください。 〆日:毎月10日、25日頃
2. 受入決定
決裁後、メールで受入教員宛にお知らせします。 プロジェクトコードもこのときにお知らせします。
3. 納入依頼書
本学経理課より発行された納入依頼書を、産学連携管理Gより受入教員宛に送付します。
4. お振込み
納入依頼書記載の口座に、助成金をお振込みください。振込手数料は大学負担となりますので、手数料分の額を差し引いて振り込みを行ってください。
※財団等の方針により大学に直接振り込みができない場合に限ります。その他の場合(財団から直接振り込みが可能であった場合)は、振込手数料は教員負担(私費)となります。
5. 使用開始
本学経理にて入金確認後、学内手続を経て物品等請求システム上に反映し、使用開始です。 ※研究助成金は入金前の立替制度がありません。
領収書を産学連携管理Gから教員宛に送付します。 財団へのお礼状の発送はいたしません。必要な場合はお知らせください。
奨学寄附金申込書
以下のファイルをダウンロードしてご使用ください。 研究助成金用(※研究助成財団等が行う公募に応募し、審査を経て採択されたもの。)
(注)以下のような研究助成金にあたらない場合は、寄附申請を行わず自らの所得として処理をお願いします。
該当する例
- 個人の報奨金
- 市民(個人)の立場で申請し、勤務時間外における研究である場合
- 独立性が認められている学会などの事務局において経理する場合
平成30年度まで実施されていた「届出書」の提出は不要となりました。
研究助成金についてよくあるご質問
Q1
研究助成金とはなんですか?
A1
研究助成財団等が行う公募に応募し、審査を経て採択されるものを言います。 獲得した外部資金が研究助成金に該当するか不明なときはお問い合わせください。
Q2
研究助成金は、いつから使えますか?
A2
奨学寄附金(研究助成金)申込書に記載の「納入希望日」(=振込予定日)を目安に、研究助成財団等から大学に入金されると、物品等請求システムにて入力ができるようになります。 財団からの入金を本学経理課で確認した後、学内手続を経て物品等請求システムに反映します。 予算の使用を急がない場合は、寄付申込書(研究助成金用)に記載された「納入希望日」から3週間程度お待ちください。 予算の使用を急ぐ場合は、財団からの助成金の振り込みが確認されれば個別に予算を使用させる対応が可能ですので、担当グループまでご連絡ください。
Q3
研究助成金の予算コードを教えてください。
A3
研究助成財団等が行う公募に応募し、審査を経て採択されるものを言います。 獲得した外部資金が研究助成金に該当するか不明なときはお問い合わせください。
Q4
他大学への異動が決まりました。研究助成金を異動先へ持って行きたいのですが?
A4
まずは、転出先機関への助成金の移し換えが可能か、研究助成財団等と転出先機関へご確認ください。
Q5
研究助成金の使途にルールはありますか?
A5
研究助成金の執行の際には、2つのルールを守っていただく必要があります。
- 会計規定等、本学の会計ルール
- 研究助成財団等の助成金に係るルール
助成金の執行にあたってご不明がある場合は、契約担当Gにお問い合わせください。
Q6
研究助成財団から、収支報告を求められています。どのようにすれば良いでしょうか。
A6
予算差引簿等を発行いたしますので、下記お問い合わせ先までお問い合わせください。
Q7
共通経費(オーバーヘッド)は徴収されますか。
A7
研究助成団体等から徴収が認められていないものを除き、受入額に対して15%を基準として共通経費(オーバーヘッド)を徴収しています。 共通経費負担分は、全学分経費、該当部局分等経費(寄附金の所有部局)及び寄附金事務処理経費として使用されます。 ※令和元年7月1日規則改正
お問い合わせ先
産学連携課 産学連携管理グループ
内線:3816 Email:don.gra[at]cim.isct.ac.jp
※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。